作:清原紫
吸血鬼のルルと彼女が救った熊のユキ。二人は深い絆で結ばれるが、運命の残酷さが彼らを試す。永遠の命を持つ者の孤独と、失われゆく絆の物語。
作:Sand Pawns
過去作の一首から展開した、吸血鬼についての九首の連作です。三首区切りでかつ上下対称というか鏡写しにもなるように構成してみました。
作:悠井すみれ
長い夜に閉ざされた惑星で、太陽に憧れる人間の少女は夜明けを待つ吸血鬼の少年と出会う。成長する彼女と、変わらない彼。ふたりが家族のように過ごせる時間は短くて──
作:プチ・パフィン
ハロウィンの夜は満月!私には、俺には…その日までに必ずやらなければいけないことがある。二人の主人公のそれぞれの『望み』が絡み合い、コミカルに物語は展開していきます。
作:沙夜天
中性的な美少年をコンセプトに描かせて頂きました
作:Celestaffy
ヴァンパイア(たぶん)によって熾烈な戦い(イメージ)に巻き込まれた主人公(猫好き)が約束の地(猫がいる)へ辿り着こうとがんばるお話です!果たして猫には会えるのか!? ※猫はほぼ出ません
作:sengoku
吸血鬼伝説の残るハンガリーを訪れたワインが好きな日本人の青年が、謎の美女に出会って……
作:きつねのてぶくろ図書館
9月の晦日に少年と少女が出会う。少し刺激的な一期一会をお楽しみください。
作:藍澤風樹
ひとりで人の世を旅する吸血鬼の物語。舞台は、雪に覆われた北の国。遠い春を夢み、生きる人々。だが春は遠く、その前に運命の翼は容赦なく全てを奪っていくだろう。少女は、黒衣の旅人の正体を見抜いてこう呼んだ。『魔法使い』と。
作:yorunotobari
氷国でひとり旅を続ける若き女吸血鬼は、旅先で古き女主人と出会う。女主人は優しく諭す――吸血鬼は愛の魔物であると。運命の人と、大いに愛し合うべきなのだと。
作:積正博
封魔剣を抱えている、魔戦記と呼ばれる妖魔。仲間としてティアロッテが判明しているがその魔戦記たちの全貌は不明。魔戦記…何か途方もない記録を記した書物。
作:SanBuritenia
食料として吸血鬼の屋敷へやってきたあなた。ところが、過ごしているうちにお互いに恋に落ちてしまう。純血の吸血鬼である彼とは身分違いの許されざる恋。屋敷の者に出ていくように言われ、彼に黙って出ていこうとしたそんなある日の話――……。
この度はヴァンパイア創作コンテストにご参加いただき誠にありがとうございました! どれも素敵な作品、素敵な吸血鬼ばかりで、楽しく拝見いたしました。様々なジャンルの作品が集まって大変嬉しかった反面、賞を決めるにあたっては優劣をつけるのが難しく、本当に悩みました。作品を通してどんな吸血鬼であるかが示され、その吸血鬼像が活かされているもの、そのジャンルとしての面白さ、オリジナリティ、その他の魅力といった観点から、特に良いと感じた作品を選ばせていただきました。素晴らしい作品をありがとうございました。
今回ご応募いただいた作品は今後も当サイトにリンクを掲載します。応募作品をまだ見ていない方は、ぜひ見ていただけたらと思います。吸血鬼はいいぞ。
ある女性と少年に見える吸血鬼のお話。とても夜の長い星で夜明けを共に見る約束を交わしていた2人の関係が、実に尊いです。
コミカルではちゃめちゃなノベルゲーム。見た目はピーマンですが、ピーマンらしからぬ能力を備えています。
父親を蘇らせたい女の子と、そのために呼び出された吸血鬼との、切ない愛の物語。フルボイス、豊富なイラストで作られた力作。個人的には二つあるエンディングどちらも好きです。
ワイン好きの青年と美しい吸血鬼とのお話。こんな魅惑的な吸血鬼がいたら、ついついていっちゃうよね。
吸血妃たちの暮らしぶりが美しい言葉で綴られている連作です。個人的には8首目がとても好きです。
ハーフヴァンパイアのラナと人間の男の子のコウトのお話。キャラクターの心情がよく描かれていると思います。
ヴァンパイアの日が題材のお話。とても丁寧に作られていて、演出が素晴らしいです。
吸血鬼らしさに溢れた切ない恋の歌。翼と書いてマントと読むところに作者の「らしさ」を感じます。歌声とギターの音が歌詞にマッチしていると思います。
ある一家と吸血鬼との出会い。魔法使いと呼ばれた吸血鬼の行動、それぞれの人物の思いがグッときます。個人的には三つあるエンディングのうち二番目が特に好きです。
墓守の吸血鬼と棺屋の狼男、二人が互いの「お客様」となってある「望み」を叶えようとする。絵がしっかり描き込まれていて、コミカルで面白かったです。
旅の吸血鬼が出会った女主人の愛のお話。マントの描写が印象的です。
主催者の作品です。
吸血鬼と熊の絆。読みやすい文章で綴られる二人のお話、感情の揺れ動きに胸を打たれます。
剣を抱えた妖魔のイラスト。禍々しさが伝わってきます。
無邪気な主人と吸血鬼の執事のお話。ふたりはずっといっしょ。まさにトワイライトのような、美しく切ないお話でした。
吸血鬼の愛と欲望のジレンマ。かっこよくて、倒錯的で、ドキドキさせられるシチュエーションボイスです。
吸血鬼らしさがよく活かされたイラスト。服装やアクセサリーなど細かい装飾にもこだわりが見られ、美しいです。